ブログ記事
4月も下旬ですが、少しだけ花が残っていました。
少し前から気になることがあったので、思わず写真を撮ってしまいました。
オオシマザクラと言えば、花は白に近い色です。
ところが、写真の下の方に映っている花のように濃いピンク色をしたサクラを時々見かけていたのです。
白い花とピンクの花。2色咲きになったの!?と不思議に思ったのです。
オオシマザクラだけではなく、ソメイヨシノにも色の濃淡があるようです。
花びらの色は植物がアントシアニンという色素を合成することで色づきます。
アントシアニンは花びらを紫外線などから守るために作っていると言われています。
それが、今年のように朝晩の気温が低いとアントシアニンの分解がゆっくりおこなわれ、結果、花の色が濃くなって散っていくことになるのです。
光や気温を感じて、花の色を薄くすることも濃くすることも、植物が生きていくうえで備えているものなのですね。
新芽の色、花の色、葉の大きさ、落ちる葉、すべてに意味があるのだと知るたびに植物はすごい!と思い、愛おしく思います。
土谷 昇
監修者
私は造園業に情熱を注ぎ、子ども時代から変わらない「自然の中で過ごす喜び」を今の仕事に活かしています。
土谷 昇
私は造園業に情熱を注ぎ、子ども時代から変わらない「自然の中で過ごす喜び」を今の仕事に活かしています。
幼少期から庭や山で遊び、小さな変化を見逃さず、大切に観察することが好きでした。様々な現場経験を経て、「緑のある暮らし」が日常にもたらす癒しや豊かさを伝えることを、ライフワークとして大切にしています。
現在は、造園の設計・施工・管理を通じて、植物本来の美しさを引き出す仕事に取り組んでいます。四季を通じて移ろう庭の表情や、訪れる人々の笑顔に喜びを感じながら、日々学び、考え、腕を磨いています。
街路樹から野山の植物まで幅広く観察し、そこから得た気づきをブログ記事にも反映しています。自然の小さな発見を通して、皆さまに緑の魅力と可能性を届けていけたらと思っています。
保有資格
- ・一級造園施工管理技士
- ・一級造園技能士
- ・監理技術者
植木の剪定・庭の手入れのことなら
大阪市住吉区の緑昇園へご相談ください。
お客様のお庭に対する理想に寄り添った提案・施工を責任をもって行っております。
対応エリアArea Map
北区、都島区、福島区、此花区、中央区、西区、港区、大正区、天王寺区、浪速区、西淀川区、淀川区、東淀川区、東成区、生野区、旭区、城東区、鶴見区、阿倍野区、住之江区、住吉区、東住吉区、平野区、西成区
- ■大阪府全域
- ■兵庫県東部
- ■奈良県全域(要相談)



