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2023年03月02日
樹木医日記~ I wonder ~②
こんにちは。1月2月は庭木の肥料やり、寒肥の作業の季節でした。
限られた場所で生育している庭木は、枝の剪定だけでなく、根を切ることで新しい根をだし、元気になることがあります。
肥料をあげることも元気を与えますが、根を切ることも大事なんですね。
この写真は、マキの木の根っこの写真です。
寒肥の作業のときに、マキの根につぶつぶがたくさんついていたので写真にとりました。
このつぶつぶは根粒菌といって、空気中の窒素という栄養を木におくり、根粒菌も木から栄養をもらうことで木と共生をしている微生物です。
ヤマモモやマメ科の植物によく共生をするらしいのですが、マキの木の根にもつくんですね。
目に見えないところで生き物は共に生きている。すごいなぁと思います。