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2023年05月19日
樹木医日記 ~ I wonder ~ ⑥
遠くから見ると花かなと思いましたが、、、違いました。
新しい芽が出てきたところで、赤いものはこれから葉や枝になるのです。
新しい芽が緑ではなく赤い色をしているのは、太陽の光に焼けてしまわないように大きくなってから緑色に変化していくそうです。
この木はタブノキ。
クスノキの仲間で葉にはクスノキ科特有の芳香があります。本州から沖縄の海沿いや谷沿いに多く自生しています。
大きくなる木なので庭木としてはめずらしいなぁと思います。
新緑の頃は、淡い緑色や白色や赤色などさまざまな新芽をみることができますが、その中でもインパクトのつよいタブノキに大きくなるぞ~というエネルギーを感じました。