オーナーブログ
2023年12月08日
樹木医日記 ~ I wonder ~ ⑭
11月末ごろのヒマラヤスギの写真です。
葉の間に白っぽいものがたくさん見えますか?
これはヒマラヤスギの雄花なのです。
足元にもたくさん落ちていました。
ヒマラヤスギは原産地はヒマラヤ地方で日本には明治時代にやってきたようです。
公園や庭木としてもよく見かける木ですが、花を見たのは初めてです。
雌花はどこかな?と思いましたが、雌花は雄花に比べて小さく高いところにつくらしく、目にすることは難しいようです。
なぜ花がついている木とついてない木があるのだろう・・・めったに花を見ることがないのだろう・・・
思うに、何十年かある程度大きくなった木でないと花をつけないのではないだろうか。
また、花をつけて実が熟すのは翌年の秋ですが、実の豊作凶作などが何年かごとにおとずれるのではないだろうか。
不思議ですがそのように思うのです。